鳴かず飛ばずのワークショップ

劇団鳴かず飛ばず

2009年12月26日 12:18

ども。
劇団鳴かず飛ばずのさもんです。

いやはや、早いもので、今年もあとわずか。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

鳴かず飛ばずは・・・というと、7回公演の『冬に喰うアイス』を終え、
演劇見本市ヒーローショーと、
場所を変え、衣装を変え、
相変わらずおバカなことに全力を注いでおります。

さてさて、遅ればせながら、先週日曜のご報告でも。

我らが2次元プリンセスこと、ミサト嬢の紹介で、
劇団鳴かず飛ばずが、鹿児島高専に行ってまいりました。

目的は、「演劇ワークショップ」の開催でござい。


ええ。写真は、米田です。いい男だろ?


「演劇部員たちに、演劇の基礎を教えてあげてほしい」

というご依頼のもと、集まった鳴かず飛ばずの面々。



2台の車に乗り合わせて、教育現場へと侵入していきます。


そんなわけで始まった、鳴かず飛ばずのワークショップin高専。

午前中は、自己紹介と準備運動。かんたんな基礎練習という、
鳴かず飛ばずが、いつもやっている基礎メニュー。


めんどくさい時間の関係上、筋トレは省略しつつも、
原田を筆頭に団員それぞれが経験した発声や腹式呼吸のノウハウなんかもこっそり伝授。

そんなこんなで、あっという間に打ち解けた(つもりの)我々。
(ん?打ち解けてたよね?うん。大丈夫)


午後からは、
主宰(イケイケ)米田と、プトレマイオス・アヤ(準備してたのに披露のタイミングを逃した)こと大毛が、
今回のワークショップのために書き下ろした専用台本を使っての実際の演技の実践。

「役者として舞台に立って、演出を受けてもらおう」って感じの役者めきめき上達Aコースと
「演出を体験してもらおう、舞台ってこうやって作っていくんだぜ」って感じの演出体験Bコース。

役者に舞台に慣れてもらおうって名目のもと、ある程度演出を考えてきて、
実際に高校生たちに舞台に立って演技をしてもらったAコースでは、
プトレマイオス・アヤを全力で押し殺した、
「今日はおとなし目なんだからね」モードの大毛指導のもと、
舞台の立ち方や、集団での魅せ方、などなど、
「こうするといいよ?」っていう芝居作りの雰囲気を体験してもらいました。

「演出をしてみたい」って子のために用意した、演出体験Bコースは、
演出原田、監修のもと、
台本を読んでもらって、どうしたいか?どう作っていきたいか?
読んだ感想をもとに、演出さんにキャストを決めてもらいます。
でもって、芝居創り、スタート。

「思うままにやってみな」
「こうするとよくなるんじゃない?」
「いいじゃん、おもしろい。」

そんな会話があったのか、なかったのか、定かではありませんが、
演出さんの演出指示のもと、芝居が完成しました。

その後、AチームとBチームで作った芝居の発表会です。
それぞれのチームが円陣を組んで、声を掛け合います。
その時、嬉しかったのが、高校生の演出さんの一言。

「とりあえず、楽しんでください。」

そうだよね。それに尽きるよね。
それが一番伝えたかった。
楽しんだもん勝ちなんです。芝居なんて。


ってことで、それぞれが楽しんだ。
いや、一番楽しんでたのは高校生ではなく鳴かず飛ばずのみんなではなかろうか?
そんなワークショップでした。




最後に、集合写真でワークショップ終了です。
鹿児島高専のみなさま、どうもありがとうございました。

鳴かず飛ばずでは、ワークショップやキグルミショーなど、
劇場以外でも、演劇の楽しさを感じてもらえるよう活動しております。
ワークショップのご依頼などございましたら、メールにてお問い合わせください。

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