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劇団鳴かず飛ばず
劇団鳴かず飛ばず
鹿児島市内で活動する
社会人劇団、鳴かず飛ばず。
今年でなんと結成16周年!

舞台上でも、街中でも、
鳴かず飛ばずが駆け回る。

ブログとHPとついったーフェイスブックと。
今年も鳴かず飛ばずをよろしく!!

2009年10月31日

男★ファンシー☆二人旅2

さてさて、なぜ、平日から、こんなファンシーな二人が旅に出たかというと、
宇都さんが、芝居を身につけた地、熊本で(無謀にも)再びお芝居に参加するためなんです。

その公演がこちら

男★ファンシー☆二人旅2



阿蘇市商工会青年部主催で行われた、阿蘇演劇祭
阿蘇の一の宮町で行われた

「モーテルカルフォルニア」

これに役者として参加したのです。

もともと、宇都さんと同世代で熊本で芝居をしていた方が、
久しぶりに舞台復帰する、ということで、かつての仲間、宇都さんに白羽の矢がたったのです。

というわけで、僕自身は、まーーーったく関係ないのですが、一緒にくっついいていってきちゃいました!
だって、相方の女優さんが、宇都さん曰く、

「九州で一番うまいかもしれない女優」
とかいうもんですから、

これはもう、見に行くしかないでしょ!
というわけで、迷惑承知でついていきました!

木曜の仕事上がり、夜七時に出発!金曜の朝早くに集合なため
前日入り。

車中、芝居トークで盛り上がりつつも、台詞チェックに余念のない
宇都氏。
「アラウンドビュー」の台詞確認を何度も繰り返しました。

そんなこんなで熊本入りし、宇都さんが学生時代、入り浸ってお世話になった方の家に泊まらせていただき、
昔話に花咲かせ、宇都氏のルーツを知りました。時代が変わっても、我々とやってることは変わらないもんです。

そんなおいしいお酒を飲みつつ2時に就寝
宇都さん。。次の日本番なのに。

そして、金曜日、会場入り!

会場は阿蘇神社の近くの商店街
とある、お土産屋を芝居小屋に大変身させておこないました

それがこちら

男★ファンシー☆二人旅2 
めちゃめちゃ雰囲気いいんです!町並みもレトロで。

男★ファンシー☆二人旅2 
受付の横には、トマトもうってます。水も湧き水!冷たくてうまい!

男★ファンシー☆二人旅2 
看板。かごしまでもやりたいなー「劇フェス!」

男★ファンシー☆二人旅2 
会場の様子、暗幕をはって、お土産屋とはとてもおもえない、立派な
芝居小屋に!


男★ファンシー☆二人旅2 
舞台。小屋の雰囲気と一致してすごくいい感じでした。


と、ここで携帯の電池切れ。残念。

舞台はとある夫婦の物語。
モーテルの一室で起こる芝居なんですが、

歌と芝居のコラボレーションということで、
熊本の歌手の方が参加していたのですが、

めちゃくちゃ渋くてかっこいい!!
惚れますぜ、旦那!

かっこよく歌い上げたと思ったら、ゴスロリの格好ででてきたりと
かなりのエンターテイナー!

そして、宇都氏大絶賛の女優さんは、これまた、もうすんばらしかった!
大人なのに自由!自由なのに大人!会場の空気を変えていくというか、
支配していく感覚を肌で感じました。

とにかく、今回の芝居、10年選手、20年選手の芝居人が手がけてて、
本当に役者もスタッフもプロフェッショナル
勉強になりました。

特に、音響は本職の方が手伝ってくださったのですが、
もう、プロの技を体感しましたね。
機械は我々が使ってる物を持っていったのですが、
音の臨場感がまったく違う。今年一番の衝撃でした。

芝居の方も満員御礼でかなり盛り上がりましたよ。

商工会主催の町おこしの一環だったのですが
打ち上げ会場で青年部の方が
「10年後には一万人あつまるような、イベントにしていきたい」
とめちゃくちゃかっこいい挨拶を。

とにかく、阿蘇の皆さん、本当にパワーがあるんです。
話を聞くと、10年位前は、観光客がほとんどいなかったが、
町おこしをそこから始めて、今では年間15万人もの人が
来るようになったのだとか。

鹿児島も見習っていかなければです。


鹿児島って、30代40代で芝居をしてる人がほとんどいないんですが、
この先鳴かず飛ばずもがんばって鹿児島を盛り上げていって、
10年、20年と続けていきたいなーと、そんな目標になるような、そんな熊本公演でした。

打ち上げで演出の方に言われたこれまたかっちょいー台詞

「な?おっさんの劇団もいいだろ?」

滅茶苦茶いいです!

でも

「若者の芝居だって負けてない!」

日々精進だなー。かっちょいい大人になりたいもんです。


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Posted by 劇団鳴かず飛ばず at 21:47│Comments(3)演出家のぼやき
この記事へのコメント
こんにちは、久々の原田氏登場に心躍ります

「男組?☆二人旅1、宇都大作、ハリー耕太郎」にロックオンです。


「宇都氏と劇フェス」凄いです、カッコイイすっ!

どちらかと言うと宇都氏に歳が近いので、車中での台詞の読み込み、
知合い宅での話、十数年選手のプロに囲まれての舞台創り、老練な、
芝居人の、パワーを垣間見た思いです!
宇都氏の芝居ルーツは、熊本だったのですね。んー


画像)モーテルの1室を思わせる小屋の臨場感がヒシヒシと伝わって
歌と芝居のコラボの情景を想像しているだけで、「わくわくしますね!」

宇都氏大絶賛の[大人なのに自由!自由なのに大人]な小屋の中の空気をも、
変えて、芝居を盛り上げてゆく女優さんに興味津々、原田さんに激しく嫉妬!
「いいなー」


 打ち上げの演出の台詞

「な?おっさんの劇団もいいだろ?」

決ってますねー、[やってる人] の台詞ですね

いろんな意味で、斯く有りたいです。


宇都氏、原田氏、お疲れ様でした



☆原田さん
「特に、音響は本職の方が、、プロの技を体感しました」の 所なんですが、
実際どのような所が、臨場感の違いなのかお聞かせ願えないでしょうか
お時間の有る時で構いませんので、すみません/謝"




------------------------------------------------------
ついでに

[2011年シネコン及び多目的劇場、演劇の公演等]を視野に入れた、要望、構想など
一般から広く意見の聴取に努めたい、、、
有馬勝正(We Love天文館協議会会長)のTVインタビューを見て、心騒いでおります。


アンケートは天文館地区4カ所設置及び(We Love天文館HP)で意見聴取。


鹿児島の芝居好き、演劇ファン及び劇団の意見が少しでも反映されれば良いな
と願うばかりです

シネコン小屋、ひな壇で[劇団/鳴か飛ば] 公演!

        「 いいですよねー」

「ぜひ観たい」

「実現してほしい」


ね、「鳴か飛ばさん、原田さん、宇都さん、」

実際は、夢みたいだけれど、夢見るのはタダ、良い夢観るのは

芝居観るのと同じですよね!


長文失礼しました。
Posted by MIX at 2009年11月01日 11:52
>MIX様 返信が遅くなり申し訳ありません。そして、いつも、コメントありがとうございます!

>宇都氏の芝居ルーツは、熊本だったのですね

そうなんです。鹿児島原産の熊本直送です。

>小屋の中の空気をも、変えて、芝居を盛り上げてゆく女優さんに興味津々、原田さんに激しく嫉妬!
ええ、そんな凄い女優さんと肩を並べ芝居をしてる宇都氏に僕も激しく嫉妬です。

>「特に、音響は本職の方が、、プロの技を体感しました」の 所なんですが、実際どのような所が、臨場感の違いなのかお聞かせ願えないでしょうか

えー、昼間の公演で、元々ホールではなく、一般の店、いわば民家そのものなので、なかなか音の調性がうまくいかなかったんです。
で、夕方になって本職の方が来てくれたのですが、ちょこちょこっといじっただけで、まるでライブハウス!
昼間との音の違いに驚愕した次第であります。
本番中も、曲、シーンに合わせて、また会場の空気に合わせて音をいじっていくので、もう、臨場感が半端ないんです。
役者がテンションあがれば音も盛り上げ、会場が盛り上がれば音を盛り上げ、それにより、さらに演者のテンションがあがり、盛りあがり・・・と、まさに音の相乗効果。しかも、ただ単に盛り上げ=音量の調整ではなく、響きや、エフェクトを変えてるので、一曲一曲まるで音の質が違うという。

そして何より痺れたのが、歌い手さんに放ったこの一言
「気持ち良かっただろ?」
「はい、めちゃくちゃ気持ちよかったです」
「そりゃよかった」

正直惚れますよね。


天文館シネマの件お知らせありがとうございます。
胸が躍りますねー。

100席ぐらいの小劇場・・・作って!!
Posted by 鳴か飛ば鳴か飛ば at 2009年11月04日 17:57
原田さま

お忙しいところすみません
本職の音作り、読んでいるだけで何か小屋の雰囲気が、、感じられる。

役者のテンション、その場の芝居にシンクロさせるように操作する、、
ど素人の自分は、初めて「芝居の音響」と言う中身に触れた気がしました

ありがとうございます。

そして、歌い手さんに、
「気持ち良かっただろ?」
「はい、めちゃくちゃ気持ちよかったです」
「そりゃよかった」

うーたまりません!

また ご教授ください。


命名:天文館100席劇場!
Posted by MIX at 2009年11月04日 22:29
 
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